第10章 放射線岩石等の応用 (Applications such as radiation rock)

県立自然史博物館 宇宙・大地からの放射線が見られますよ
県立自然史博物館 宇宙・大地からの放射線が見られますよ

地理風水を科学すると、地理風水とはマイナスイオン波動の強弱と波長を捉えたものではないかと思う。滝壺では流下水と石英質との摩擦からマイナイオン波動が一定であり、体内波長を調整させる働きがある。だから爽快感となる。このような場を大地から読みとる極意ではないかと思う。

 

地理の風向きによってマイナスイオン波動に激しい強弱が測定され、それを風水では邪気という。だから地理風水では大気の流れ、方向を捉え築造物を配置する。また大地には放射線岩石によって、波動が調整される。地理風水とは大地の脈と強弱を読みとる学問ではないかと思うようになってきた。

 

山間地には大地を形成する一定波動の放射線岩石と樹木が存在する。波動が発生しないコンクリート社会では、けして健康な波形とは言い難い。都市計画づくりにおいて、波動が調整される空間づくりが大事となる。更に部屋において放射線岩石等から放射されるマイナスイオン波動で体内調整され、ストレスの解消を図ることもできる。

 

宝石類のダイヤ等の結晶鉱物からも一定波動により体内波動が調整される。人は自然物から必要な物を求めているのかもしれない。そこで身近な岩石から体内波動を調整する岩石の応用を語りたい。

 

墓石はみんな御影石(花崗石)だ、放射線岩石からの一定波動が心休まる場となっているのか、たまたま偶然なのか?。墓石の放射線測定から解明してみたい。特に人気のあるインド産は6,500万年前、巨大な火山の噴火によって形成されたものだ。高い数値が推測される。そこで石材店で墓石の原石を測定したところ0.20μS/hr ~0.32と岩質によって、放射線値に差はあったがリッチでした。墓場に行くと気持が癒される、やすらぎを感じる・・・。そんな身近にあるパワースポットなのかもしれません。

 

昔お墓の押さえ物のリンゴがいつまでも腐らないおかれているのに不思議に眺めていたことを思い出した。今考えてみると放射線ラドンガスが腐敗菌の侵入を阻止していたのかもしれない。

 

麦飯石
起源は中国の漢方薬にあります。現在では花岡斑岩あるいは石英斑岩という鉱石のうち、外観は淡黄褐色や淡灰色の石基中に長石の白色または淡黄色の結晶が多数点在( 斑晶 )しているものとされ、非常に珍しく機能性に富んでいます。

 

岩質は花崗斑岩あるいは石英斑岩に属し、その外観は淡黄褐色や淡灰色の石基中に長石の白色または淡黄色の結晶が多数点在( 斑晶)し多孔質で、甘味または無味・無毒なものが麦飯石とされています。1961年岐阜県白川のある特定地域に於いて産出されたものが麦飯石とされ岐阜薬科大学での研究の結果、安全性や様々な特性が認められました。

 

特に、多孔質、他種微量ミネラルの含有、放射能の非検出などの重要なデータが得られています。用途研究において醸造用ろ材、水処理用ろ材、浴用剤など大きな成果を上げました。その後様々な経緯を経て、ヘルストン麦飯石として現在に至っている。

ブラックシリカ(黒鉛シリカ)
国内外で唯一、北海道上ノ国町(かみのくにちょう)神明(しんめい)地区に流れる天の川(あまのがわ)上流の山中から産出される黒色鉱物(鉱物名:黒鉛・けい石)を厳選した貴重な天然鉱石のことで、遠赤外線(生育光線)、マイナスイオンを高レベルで大量に放射・発生する優れた特性をもちます。

 

平成元年、国・道・市から「異分野中小企業者の知識融合開発事業の促進制度」の適用を受け、この黒色鉱物をブラックシリカと命名し、特に環境保全・浄化及び動植物への活用の研究開発を推進し、ブラックシリカの優れた特性である遠赤外線等の放射や酸化還元反応を応用した技術が開発され製品化も進み、次第に全国的に認知されるようになってきた。


内地ではいまだ発見事例なし。とされているが、秩父山中の林道を走行しながら放射線測定中、カウンターが感知、見事な黒鉛シリカが道路残土となって、沢に大量廃棄されていた。3億年前の海底で形成された秩父古成層が垂直に貫入されていた。詳細は『自然科学調査とは』

なお九州の菱刈金山は、道路拡張の切土法面、残土から金鉱石が発見され、今や金含有率、世界ナンバーワンの金鉱山となっている。


(黒鉛シリカの特性)・遠赤外線の放射能力93%以上。・血流量増加力14.9%上昇。・消臭力は備長炭の10倍。・水のクラスターを小さくしたり、水の浄化力。・半導体力はゲルマニウムの1.5倍。藻の海底堆積物が炭素が動力変成作用により結晶化し無煙炭にように黒光り、同時に放散中微生物がSiO2結晶化の岩石で、足底に敷いた実験から血液がサラサラが立証されている。

秩父◆放射線岩石(ラジウム)

第26回日本東方医学会「教育講演」放射線ホルミシス

ラジウムはアルファ線(放射線)を出して、ラドンという気体に変わります。アルファ線(放射線)による刺激が細胞に与えられると、一部の細胞(細胞核)が損傷を受けます。人体は損傷を受けた部分を修復する能力を自然に備えています。放射線が強すぎる場合は細胞自身の修復能力が追いつきません。そのため放射線による障害がでます。

 

しかし微量の場合は、放射線による刺激をきっかけに特定の遺伝子が活性化、または不活性化され、修復のための時間的猶予を与えたりして遺伝子の損傷を低減しようとします。この作用は回りの遺伝子にも及び、遺伝子群として情報の伝達をスムーズに行っています。

 

微量の放射線を継続的にあびていることで、これらの作用がより活発に行われるようになり、自己治癒力のアップにつながっていると考えられています。放射線による刺激を細胞が受けることで、β-エンドルフィン(脳内物質で、俗に脳内麻薬と呼ばれています)の分泌が促進されることがわかっています。β-エンドルフィンが分泌されることで気分が良くなる、また人間は、怒ったりストレスを感じたり恐怖を感じたりすると、脳からノルアドレナリンや、時にはアドレナリンが分泌されます。これらが出やすい人は老化しやすい、自己免疫力が低下し病気になりやすい、自己治癒力が低下するといわれています。

 

微量の放射線の刺激により、このβ-エンドルフィンの分泌が促進され、鎮痛剤の役目や、免疫力の強化、自己治癒力を高める作用が働きます。放射線の刺激により起こるもうひとつの重要な効果は、フリーラジカルに対する作用です。

 

フリーラジカルとは、他の分子から電子を奪おうとする力が強い原子や分子のことで、活性酸素もそのひとつです。この活性酸素にはピロリ菌を殺すなどの有用な作用がありますので、全く必要ないものではありません。加齢とともに体内にたくさん残ってバランスが悪くなることに問題があります。

 

増えすぎた活性酸素を取り除く働きが活発になれば、活性酸素が原因とされる各種の病気に罹りにくくなり、症状の軽減にもつながるでしょう。微量の放射線はラジカルキャッチャーと呼ばれる抗酸化物質の生産を増加させて、増えすぎた活性酸素を取り除く働きをしてくれると考えられています。

 

欧米諸国にはラドンを利用した施設が多数存在し、いろいろな症状をかかえた人達が多く訪れ、一定の成果を挙げています。日本では玉川温泉の岩盤浴が一番有名でしょう。

 

放射線(ラドン)の微量・少量を浴びることは体に良い影響を与えることが徐々に明らかになってきています。具体的・科学的な作用の解明にはまだ時間がかかりますが、多くの人たちの病気や症状の軽減、健康の増進、ストレスの緩和につながっていることは各種の調査・研究結果から明らかになっています。

 

病気にならないようにする予防医学は、今後益々重要視されていくでしょう。本来人間がもっている自己治癒力を高めることは予防につながっていきます。アメリカのある大学名誉教授の論説に「放射線欠乏症」という考え方が示されているように、自然に存在する微量の放射線を取り入れることは比較的容易にできる一つの有効な方法ではないでしょうか。

 

国会議事堂の外壁は花崗石が使用されています。いわゆる小パワースポットの中で国政を行っています。

 

※薬石を資源活用で成功している事例はすべて自治体が地域興しの一環として支援している。パワースポットは他に比類のない地域の自然資源である地質であり岩石から放射されるエネルギーなのです。自然資源が豊かな山間地域は自然科学調査から自然から放射されるエネルギーを世の中でもっと活用してほしいですね。

ホルンフェルス花崗岩(稲田石)は銀座街路石畳、都庁や国会議事堂に使われている石材だ。都市計画の技術者がローマや、欧州で放射線岩石の活用事例を参考に抗菌性とマイナスイオン放射に期待した最高傑作だ。                     稲田石の使用例

・国会議事堂
・茨城県庁
・国立上野博物館
・日本銀行
・衆議院会館
・三井銀行本店
・ルーマニア大使館
・東京駅
・三菱銀行本店
・国立劇場
・京王プラザホテル
・第一生命ビル

 

国会議事堂の外装は、山口県産の「黒髪島(くろがみしま)石」、広島県倉橋島産の「尾立(おたて)石」、新潟県産の「草水(くそうず)石」という3種類の花崗岩を使用している。淡いピンク色がまざった「尾立石」は、中央玄関の列柱や2階より上の外壁など、国会議事堂の顔ともいえる外観の主要材となっている。「尾立石」は別名「議院石」とも呼ばれている。