第25章 分杭峠のゼロ磁場を医学的活用する知恵を語ります。
●磁化水の威力
磁気処理された水は細胞を活性化させる。新陳代謝を促して自然治癒力を高めるので、生き生きとした健康な体を作ります。ロシア科学によると、普通の水と磁化水を与えて栽培した植物を比較すると、ひまわりで21%、大豆で40%という具合に、成長の度合に大きな差やトマトでは色付きがニ日早まり、果実の重さは18%増したそうです。
ねずみを使った実験で餌に磁化水を混ぜたら、肝臓中のコレステロールが70%に減少しています。人体実験で30人の賢臓結石の患者に磁化水を飲ませたところ、2週間以内に19人までが石が無くなったことです。細胞液の中のカリウム・イオンが磁化水で活性化して、新陳代謝が促進されたものと推測されます。血液の中のヘモグロビンは鉄が主成分であり、水自体が水素結合をしているから磁力の影響は大きい。
自然科学を応用した磁気治療
●家庭用磁石入り絆創膏ピップエレキバン
肩こり、腰痛などの筋肉硬化症の患部に直接貼る。
80ミリテスラ(800ガウス)の磁気が血行を促進し凝りの解消を促すと同社が効能を謳っている。ピップエレキバンAは130ミリテスラ、ピップエレキバンEXは180ミリテスラ、ピップエレキバンZは190ミリテスラである。
(参考)
磁場を分かりやすく言うと、磁力線の存在する場所で、この磁力線の単位面積当たりの密度を表わすときに、テスラ(従来はガウス)という単位が使われる。
この交流磁気治療器の場合、80ミリテスラ(800ガウス)だが、これは一平方センチメートル当たり800本の磁力線があるということを表わしている。
(効果)
磁石は永久磁石を採用しており、装着している間は効果を持続できると謳っている。ピップは長年の基礎研究と臨床試験の結果より厚生労働省から「医療用具」の許可を得たものであり効果は有るとしている。しかしながら、その作用機序は現在までのところ明らかではなく、またピップエレキバン程度の磁気で生理作用の変化が起こることは、現在の科学では考えにくい。このため、プラシーボ効果ではないか、実際には効かないのではないかとの疑念は根強く存在する。なお、磁場が血中のヘモグロビン(鉄イオンを含んでいる)に作用するとの説がある。
アメリカのA.コリン博士は電磁流量計を開発し、電気を伝える性質をもつ液体の血液が磁石の間を流れると、新しい電気が発生するという現象を発見している。つまり血液に磁気を作用させると電気が起きるのだ。
●交流電磁石を応用した交流磁気治療器
増加する一方の現代病。人々はいま、「磁気欠乏症」に冒されている
数々の改善例から感じる、確かな磁気の医療効果として磁気治療器、静止している磁気を人体に当てる、エレキバンのように永久磁石を身体に貼ったりするもの、現在は交流の動く磁気を人体に当てる交流磁気治療器へと移行しているという。電磁波とは比べものにならないほど低い交流磁気を人体に作用させると、その磁気は動き回り、人体内部の非常に広範囲に渦巻型の電流を起こすことになる。したがって、適応症としては、身体各部の「こり」に対して有効で、これは認可の際の臨床治験でも明らかになっている。
厚生省の薬事法による、交流磁気治療器の適応症は「血行を良くしてこりを緩解する」ということらしい。
近い将来には変動磁場を応用する治療器で、N極またはS極の方向に、一定のリズムで放電させ、瞬間的に磁場を発生させるという仕組みだ。
現在パルス磁場治療器の研究は世界で進んでいるが、まだ日本では治療器としての認を受けていないのが現状だ。生命の根源にかかわる治療と実感する交流磁気の生理学的作用はここまで明かされている。
- 免疫力の向上
- 自律神経の安定
- 体内血流の改善
- リラクゼーション
- マイナスイオン効果
- 「気」の改善
※人体の7割を占める水分を活性化させることによって、細胞のひとつひとつが活性化するのだと考えられます。つまり、ゼロ磁場では水が本来の元気な状態、清流の湧き水のようにイキイキとした状態に活性するのです。この『ゼロ磁場ドーム』はまだ開発途中、効果ついて検証中です。